今朝、グッとラック!っていうニュース番組?、ワイドショーっていうのが正しいのかわかんないんだけどそれを観てた。
そこで新型コロナで生活が苦しくなってる視覚障害者について取り上げられてて、レジで並ぶときに人との距離が取れずに買い物かごで押し返されたりとか商品の重さや大きさを確かめるために商品に触ることで周りの人を不快にさせてないか考えてしまうということを放送されてた。
ニュースでこういうことを聞いたら視覚障害があってこういうことがあったんだ、かわいそうって思えるけど実際にレジで並んでていざ自分が後ろのやつがめっちゃ近くにいるってなったらなんだこいつってなるしそのせいでコロナに感染したらと思うとこっちは気を付けてるのにふざけんじゃねえよ!!!って頭にくる。
視覚障害者の持ってる白い杖が視覚に障害があるんですっていう情報を発信している意味は義務教育では教えてくれなかったし身近に視覚障害者がいないと知る機会のない情報だと思う。俺も知るまで登山で使いそうな長い杖だな~ぐらいにしか思ってなかった。
色んな事を見聞きして他の人のことを少し考えられるようになりたいなと思いました。
1個目終わり。もう1個が同じ番組で久留米市でひとり親の家庭にピザを無料で提供している
ピザ店「ダ・シゲッティーノ」を営む永松重則さんへの取材してる様子も見た。
東京の料理店で働いていてそのピザのファンになった美千子さんと結婚した。自身は久留米で自分の店を持つのが夢で1人久留米市で店を開き軌道が乗ったら一緒に住むことを決めていたそうだ。
そんな矢先に美千子さんが「多系統委縮症」という小脳が委縮し言語や歩行に障害の出る病に罹り余命は10年と告げられ、店を閉めて東京に行って妻の元に駆けつけるべきか悩まれていた。美千子さんは「戻ってきてほしい」と言わなかった。
永松さんは妻が自分のせいで夢だった店を持ってピザを作ることを諦めさせてしまったと自分を責めてしまう、そう感じ調理場に家族の写真を置きピザを作り続けた。
この時のお互いの心情を思うと非常に胸が苦しくなり涙が零れた。美千子さんも病気が発覚してとてもつらい時期だしそばにいてほしいと思っただろうし、自分のせいで大切な人の夢の邪魔をしたくないという葛藤があったと思う。一方で永松さんも駆けつけたいけどそれによって妻を追い詰めてしまうのではないか、心に負担をかけてしまうのではと考えたと思う。美千子さんについては勝手に心情を推し量ることしかできないがお互いに相手のことを尊重し合って辛いけど相手の負担になりたくないからそういった行動を決断したんだと。
どうするのが正しかったのかこうしていたらよかった、確かな答えが人間関係にはないから思い悩み苦しむことがある。自分の大切な人とのことだったらなおのこと苦しい。
そんなことを思ったニート4ヶ月目のさとーでした。